KINTOはトヨタが提供する車のサブスクリプションサービスですが、「やばい」との評判も耳にします。利用前に押さえておくべきポイントや注意すべき点について詳しく解説します。
KINTOの基本情報と特徴
KINTOのサービス内容とは
KINTOはトヨタが提供する車のサブスクリプションサービスで、契約期間中にリースした車に乗ることができます。
月額料金には保険や税金なども含まれているので、毎月定額で車に乗れるのが特徴です。車検やメンテナンス、税金、保険など車の維持費を気にせず安心して利用できます。
KINTOなら新車と中古車を自由に選択できるほか、「のりかえGO」というサービスを利用すれば、契約期間中は割安な手数料で自由に乗り換えも可能です。
のりかえGOについて以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
KINTOの料金プラン
KINTOの料金プランは次の2つです。
- 初期費用フリープラン
初期費用が不要で、契約期間中に一定の手数料で車の乗り換えが可能なプラン - 解約金フリープラン
申込金を支払うことで中途解約時の解約金が不要となり、柔軟な利用が可能なプラン
また、KINTOの料金は一人ひとり異なります。
基本料金に加えて、車種やグレード、契約期間、パッケージ、追加オプションにより料金が変動します。自分のライフスタイルやニーズに合ったプランを選択しましょう。
KINTOのメリット・デメリット
KINTOのメリット
KINTOを利用するメリットは、以下の点が挙げられます。
- 初期費用を抑えられる
- 毎月の支払いが一定なので家計管理しやすい
- 車の維持管理の手間が省ける
- 自由に乗り換えができる
- さまざまな車種から選べる
KINTOは車の購入費用や諸費用が不要なため、初期費用を抑えられるのがメリットです。特に、新車を購入する場合、頭金や諸費用が大きな負担となるため、KINTOなら無理なく車を乗り始められます。
毎月の支払いが一定なので、家計管理をしやすいというメリットもあります。
また、月額料金には車検費用、税金、保険料などが含まれており、車検やメンテナンスといった急な出費でも経済的な負担が少ないです。
さらに、KINTOのサービス「のりかえGO」を利用すれば一定期間ごとに車を乗り換えることができ、最新の車に乗り換えたり、ライフスタイルの変化に合わせて乗り換えたりできます。
そのほか、トヨタのさまざまな車種から選ぶことができ、たとえばプリウスやヤリス、ハリアーなど自分のニーズに合った車種を選ぶことができます。
KINTOのデメリット
KINTOを利用するデメリットは、以下の点が挙げられます。
- 走行距離に制限がある
- 車の所有権がない（カスタマイズなどできない）
- 途中解約に違約金が発生する
- トヨタの車しか選べない
KINTOは走行距離に制限があり、上限を超えて走行すると追加料金が発生するので注意が必要です。
さらに、KINTOを利用する場合、車を所有するのではなく借りている状態のため、車を売却したり改造したりすることができません。
また、契約期間中に解約する場合は違約金が発生するのもデメリットです。途中解約のリスクがある方は、違約金が発生しないプラン「解約金フリープラン」の契約がおすすめです。
そのほか、KINTOはトヨタが提供するサービスで、トヨタの車しか選べないのも人によってはデメリットに感じるかもしれません。
KINTOがやばいと言われるのはなぜ？KINTOを利用しないほうがいい人
KINTOがやばいと言われる理由は、特にデメリット部分のみに注目しているためです。マイカーと違い、車の所有権がないのでさまざまな制限はあるものの、頭金なしで車に乗れて自由に乗り換えできるというメリットもあります。
そのため、メリットよりもデメリットのほうに比重がかかっている人はKINTOはおすすめできません。具体的に言えば、以下に当てはまる人はKINTOを利用しないほうがいいです。
- 長距離ドライブが趣味で頻繁に出かける人
- 走行距離を気にせずに乗りたい人
- 車を改造やカスタマイズしたい人
- 車内にペットを乗せたり喫煙したい人
- 引越しなどで車に乗らなくなる可能性がある人
- トヨタ以外の車種に乗りたい人
- KINTOのラインナップに乗りたい車がない人
KINTOが向いている人の特徴
KINTOは以下のような人に向いています。
- 車の初期費用を抑えたい人
- 車の毎月の維持費を安定させたい人
- 複数の車に乗り換えたい人
KINTOは頭金不要で車に乗れるので、初期費用を抑えて車に乗りたい人はKINTOがおすすめです。
また、毎月車にかかる費用を一定額にして家計を安定させたい人、複数の車種を運転したい人にも一定期間で乗り換えができるKINTOが向いています。
KINTOを利用する際の注意点とは？利用前に確認すべきこと
KINTOを利用する前に、以下の点をよく確認しましょう。
- 自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶ
- 他のサブスクサービスやカーリース会社と比較する
- 保険の範囲を確認する
KINTOを利用する前に、まずは走行距離やオプションなど、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが大切です。
人によってはKINTO以外のサービスとの相性がいいこともあるので、他のカーリース会社と比較することをおすすめします。
また、KINTOは月額料金の中に任意保険も含まれているため、必ず保険の範囲を確認して不足がないか判断したうえで契約しましょう。
以下の記事では、カーリース会社の「定額カルモくん」の評判やメリット・デメリットについて詳しく解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
KINTOの契約でよくある質問
まとめ
KINTOは車の初期費用を抑えたい人、車にかかる費用を一定にさせたい人などにおすすめのサービスです。
一方で、車の所有権がなく、走行距離制限が設けられているなどのデメリットもあるため、事前に契約内容をよく確認しておくことが大切です。
KINTOを利用する際は、メリットとデメリットを理解したうえで、自分のライフスタイルに合った選択をするようにしましょう。